39歳になりました。次のステージへ

2017 / 05 / 07

4月といえば日本では桜が咲き始め、
暖かい春の兆しが感じられる季節。

寒い長い冬の間、眠っていた命が一気に芽吹き、
優しい陽の光に包まれて、生命が色づき
新しいことをはじめるのにワクワクして、
気持ちがぴりっと引き締まったりする季節。

南半球のオーストラリアでは秋だけども、
季節の変わり目にはいろいろなことが起きるし、
私自身も夏の終わりとともに新しい変化と次のステージへが
はじまりました。

まずは、新しい仕事。

1年3ヶ月勤めたレストランBYRON@BYRON を離れ、
今度はつい半年前に卒業した調理師学校コースで教えることに。

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こんな私が先生で大丈夫ですか、
という不安はあったものの、
自分が好きな料理を人に教えたり、分かち合える機会に
ありがたく感謝し、これも新しいチャレンジだと思って。

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とはいってもメインの先生を補助するような
アシスタントの立場なので、まだまだ勉強中の身、
ひよっこデビューです。

週3日は学校で教えながら、週末は友達のワークショップと
コラボして料理のケータリングしたり。

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友人のヴィクトリアが主宰した藍染ワークショップでは
和をテーマに、マクロビ弁当を用意。

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料理っていろんな人をつなげるツールで
楽しいものだけど、時には黙々と仕込みをする、
という孤独な時間も多いのです。

イースターホリデー中に開催される、
バイロンベイ最大の野外音楽フェス
BLUES FESTIVALに出展しているピザ屋の友人の
仕込みを手伝ったり。

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25個のかぼちゃ(総量130キロ以上、写真はほんの一部。。)
と70キロの赤ピーマンをひたすら切っては
オーブンでグリルいう地道な作業を一人黙々と…

音楽ガンガンにかけてテンションあげつつも、
あまりの量の多さに、発狂しながら、気が滅入りながら、
ひたすら切り続けました。
いや、ほんとうに、腱鞘炎になるかと思った。
来年は… いや、もう2度とやりたくない…

続いて、新しい住まい。

忙しく働きまわっていたイースターの最中、
また引っ越し準備もあって、1年ちょっと住んだシェアハウスを
離れ、新しいシェアハウスに引っ越ししました。
バイロンにきて2年間で5回目の引っ越し。

2年も経つと、自分の荷物の多さにびっくり。
バン1台と普通車2台分の荷物と家具。
こまめに断捨離しているものの、増えるモノたち。

今度のおうちは、同じサフォークのエリアで、
5ベッドルームの広々モダンなおうち。
ドイツ人の女性オーナーに、フランス人の男の子
ブラジル人の女の子、という国際色豊かな3人の
ハウスメイトとのシェア。

お庭も広くて、キッチンもぴかぴかで広々、
まきストーブ、菜園、ジャクジー、ムービースクリーン、
プロジェクター、音響システム完備、ニワトリ3匹、猫3匹
とのシェアハウスです。

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そんな新居で、39歳の誕生日を迎えました。
39歳、とても自分がそんな年齢だとは思えないけど、
病気も怪我もせず、健康に生んでくれた両親に感謝です。

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10年間連れ添った愛用のロングも去年真っ二つに折れてしまい、
愛着ありすぎて捨てられなかったモノを、仲良しのジェイミーが
テーブルにアップサイクルしてくれた〜。

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誕生日当日は、朝から超ファンウェーブでごきげんサーフィン4時間して
みんなでブランチして、午後からキャンプ。

ずっと行ってみたかった穴場スポットへ仲間たちと。
未舗装の道を登りきったそこは、国立公園の真ん中。

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彼方にはバイロンの街並みと海岸線が望め、
見渡す限りを森に囲まれ、圧倒的な静けさの中で
お誕生日を祝ってもらいました。

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火を囲んでのバースでケーキは、焼きバナナチョコ。
バナナの皮に少し切れ目を入れて、そこに板チョコを入れて、
アルミホイルに包んで火にいれると、ほくほく焼きバナナの完成。
簡単だけど、濃厚なオージー流BBQデザート。

バイロンからわずか30分程度だけど、
この静寂さと壮大な光景はなんとも贅沢です。

午前中は海に癒され、日が沈むころには大地に包まれて、
賑やかにパーティーするよりも、
大自然の中で、その瞬間瞬間を噛み締めて、
ただただ静かな時間を大切な人たちと過ごしたかった。

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改めて、たくさんの人に支えられていること
この日を今年も元気に迎えられたこと、
いま、この場にいられることに
感謝して、遠い未来を目指して頑張りすぎるのではなく、
こうした日常の延長にある、心あたたまるような出来事を
共有して、このつながりを大切にしていきたい。

満点の星空の下で眠りにつき、
39歳になって迎える初日の出は言葉ではあらわせないぐらい、
涙が自然とこぼれるぐらい、神秘的で美しかった。

 

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翌朝は、仕事に向かわなければならなかったけど、
ビジネスパートナーで6年来の親友のニックが
朝食まで作ってくれた。

 

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大自然のなかで頂く、手づくりの朝ごはんとあったかい紅茶。
高級なレストランでご馳走になる料理よりも
こうしたシンプルで豊かな時間の方が幸せな満たされた気分になる。

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牡牛座の私は、現状に満足せずに、もっとできる自分を目指して、
頑張った自分を肯定することが得意ではなく(とはいえ、自己否定して自分を卑下
するようなことはあまりないけど)昔から、ゴールや目標をたてて、
そのためのプランを練って、努力して達成することで自分を納得させたり、
自分を評価したり、あるいは他人から期待され、信頼され、必要とされるために、
必要以上に頑張りすぎてしまったりする、
という傾向がある。

そんな自分が好きだし、何かにむかって一生懸命努力したり、
誰かのために何かをしてあげて、世話を焼くのも大好きだ。

でも、ただただ自分だけのために、自分の時間を設けて
自分が純粋に楽しむこと、自分をいたわること、
自分を愛してあげること、自分を休ませること、
自分に正直になること、は実はあまりしてこなかった。

もちろん、誰かのためにとか、何かのために、将来のために、
時には自分を犠牲にしたり、抑えたり、調整したり、演じたり、
我慢したり、ということは、社会で生きていく上で絶対的に必要なことだけど
歳を重ねるごとに頭でっかちで窮屈になってしまいがちな生き方に
縛られず、子どものころに誰もがもっていた、純粋に人生を、
いまを心から「楽しむ」ことを忘れずに、生きていきたい。

ワガママに聞こえるかもしれないけど、
結局は自分の人生。
誰かが幸せを運んでくれるわけじゃない。

30代最後、よき40歳を迎えるために、
後悔しないように、思う存分、たっぷりと、
自分の人生を色鮮やかに描いていきたい。