祝!調理師免許取得&2016年を振り返って

2016 / 12 / 30

バイロンベイに移住してから、あっという間の一年。
年々、時が経つのが早く感じます。。

今年の年初に掲げた抱負は、
JUST BE

私を含め、現代人はいろいろなことをやりたがる
(やりすぎる)ファストなライフスタイルだけど、
DOING ばかりじゃなくて、ゆっくり自分と向き合い、
ただ BEING でいることの大切さ、あれこれ考えすぎず
一人の人間 HUMAN BEINGとしてもっと生きることに
フォーカスして、スローダウンする。

せかせか忙しくしていたい私とっては、何もしない、とか
じっとしているとか、計画をたてない、とか
ほんとうに苦手なことなんだけど、
そういう意味では自分の忍耐や「待つ」ことが
試された、試練の一年でした。

特にここバイロンベイは、この土地特有のエネルギーや
時間軸、空気感があって、焦って事を無理やり成しとげようとしても
必ずうまくいきません。然るべきタイミングがあって
それを待つことが大事。もちろん、そのための準備や
心構えは常に必要だけど、流れを見極めて、
流れに逆らわず、でも流れがきたら、潔く
乗ることが大事。

とはいえ、1年で果たして何を成し遂げられたのか、
何ができたのか、やっぱり振り返ってみることは
大事で、意外といろいろやったもんだな(できたもんだなー)
と思います。

まずは、1年間通った調理師の学校も無事卒業し、晴れて
国家資格CERTIFICATE 4 シェフも取得し
料理を仕事としながら、けっこう働きまくっているのは
変わりないけど、、ちょっとずつ自分がやりたいような方向性へと
シフトし始めているのを感じています。

学校では毎回テーマがあって、たくさんのお料理をつくりました。

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さて、肝心のビザですが、学生を卒業したいま、いまもっている学生ビザは
来年3月までというものだったので与えられた選択肢は以下の2つ。

スポンサー(雇用主からサポートしてもらう)ビザ申請
学生ビザの延長

スポンサービザは、私の場合シェフとして最低2年間、雇用主の元で
フルタイム(週5日勤務)働くということが基本的な絶対条件です。
雇用先は欲しい人材確保し、雇用される側はスポンサーしてもらえて
その後永住権が申請できるので、基本的には双方にとってメリットの
あるビザです。

現在私が勤務しているBYRON at BYRON
5つ星のゴージャスなリゾートホテル。
バイロンからは車で5分ですが、街中の喧騒からは離れ、
熱帯雨林の中にいるような雰囲気が最高です。
お値段も相当高いですが…

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photo via Byron at Byron

ここでフルタイム働くとなると、1日10時間以上立ちっぱ、
5日連続が基本のうえ、メニューもフレンチスタイルのこってり系
(肉もたっぷり!)お客さんと直に接したりすることはなく
裏方業務で仕込みからサービスまで黙々と。。。

正直、1日の勤務を終えると疲れて他のことがあまりできない。

贅沢でわがままな話ですが、バイロンに来た理由は、
自分にしかできないことを、自分らしく表現すること。
そうした環境を作りだすこと。

調理師免許を取得したとはいえ、プロの料理人からしたら
まだまだペーペーの恥ずかしいレベルの腕前ですが、
私としては、この先、料理の道を極めてプロの料理人になりたい、
というよりかは、美味しくて健康的でサステナブルな食生活や
そうした食事を中心としたホリスティックなライフスタイルを
広めたい、というのが目的で、料理はそのひとつの
クリエイティブなツールでしかないのです。

職場の雰囲気もよく、ゴージャスで最先端の広いキッチンも最高で、
スタッフや他のシェフもいい人たちなんですが、自分がこの先、
2年間そこでフルに、誰かのために働く、ということに
しっくりこず、、ありがたい話ですが、スポンサービザは
断りました(もっと若かったら間違いなく2年間ぐらい
犠牲にしてやっていたと思うけど、2年働いたらもう40歳だよー)

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そこで、残った選択肢は、学生ビザの延長。
特に意味もなく学生でい続ける、これもよくある
パターンですが、結局、将来につながらなければ
単なる時間稼ぎでしかない。

私の場合、職業リストに載っている
シェフとしての資格(CERTFICATE4)をすでに取得しているので
次のコースとしては、ホスピタリティーを専攻することにし、
このAdvanced Diploma の学位を取得すると、
いわゆる、卒業生ビザと言われるビザが卒業後に申請でき、
さらに18ヶ月の滞在が認められるというものです。
*卒業生ビザについては、詳しくはこちら

つまり、いまから学生ビザが1年半、
その後(うまくいけば)卒業生ビザが18ヶ月で
合計約3年間はオーストラリアにいられる!!!

ということで、2年間、誰かのために時間を費やすよりかは、
3年間、自分のために、自由に時間が使える、ことを
選びました。

楽観的に考えているわけじゃないけど、ここまできたら、
自分に正直に、迷わずに、自分の声を大事に、
自分らしく生きていくだけです。

そんな風にいろいろ思考していたこともあって、
先日、タイムリーに友人のさとりさんが主宰している
ヒューマンデザインのセッションを受けてきました。

ヒューマンデザインとは、生年月日、生まれた場所をベースに、
生まれたときに身についた自分の個性がわかります。
いわば「自分の取扱説明書」のようなものです。

自分のデザインを分析することで、素質、才能、人に影響を与える
部分や受ける部分、意思決定の仕方や魂の使命、自分の役割や人との
関係性などが、チャートを使って客観的にわかります。

ヒューマンデザインでは、4つのタイプにわかれ
さとりさんの分析によると私は、人類の20%を占めている
というプロジェクタータイプ。

診断結果を簡単にまとめると、

人のエネルギーを感じやすく、読み取ることができ、
その結果、良くも悪くも影響を受けやすく
人との関わりによって自分の真価が発揮され
人から感謝されること、評価されることに人生の
成功、価値を見出す。

したがって、どういうエネルギーが周りにあるか
どういう人と一緒にいるかがとても大切。

でも本来は、自分一人で他のエネルギーを必要としない
強い自我と誰にもないユニークさをもっていて、
そのコアとなる自分の内なる声を大事に、声に出して、
生かすこと。

ただ、自分で頭であれこれ考えて行動に移すよりかは
いままでの常識や固定概念を超えた思考を確立させて
完璧なタイミングでやってくる、私だけに用意された
「指名」ともいえる、人生のインビテーションを
待つことが自分の才能をもっとも開花させる方法

だとか。。。

確かに、当たってます。

いままでの人生は、自分でプランやビジョンをたてて
ゴールに向かって走ってきたけど、
新天地バイロンにきてからは、ますます
「自分」というHUMAN BEING がどうあるべきか、
どうありたいかを等身大で投影することで、
それを見てくれている人、感じてくれている人からの
お誘いによって、さらに自分のスタイル、人間性が
より深い、心地よいレベルに進化していくのを
感じています。

それは、誰かの期待に応えようととか
誰かのために、というよりかは、
自分らしくいること、自分らしく生きることが
結果的に他人に幸せを分け与えたり、インスパイアしたり
人のためになるんだなーと最近思うことが増えました。

THE GRASSY BOWL のキッチンカーケータリングへの
お誘いをきっかけに、ゆっくりとですが
地元コミュニティとのつながりも強くなり、
ラジオやヨガのお仕事、最近では
家のすぐ近所にできたカフェTULLYS からも
お声がけいただき、週2日程度キッチンで
料理しています。

オープン前のスタッフミーティングにて。

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バイロンベイは世界中から学生やワーホリ、
バックパッカー、私のようなタイプで溢れ、
仕事の競争率(&家探し)もとても高く、
こうしてお誘い頂けるのは、とっても有難い話ですね。

まだオープンして3週間も経っていないTULLYS
ですが、早くもサフォークローカルを中心に
連日混雑。内装もオシャレで、コーヒーや
テイクアウトできるサラダも美味しく、
そのうち、日本の定食をアレンジしたランチメニューを
始められたらなーとワクワク妄想中です。

そんなわけで、師走のこの時期、
灼熱の太陽と真っ青な爽快な空で
年末の感じはまったくしませんが、
一年で一番の繁忙期のクリスマス。
(クリスマスの祝日は給料も倍!なので
そりゃあ働きます!)

2つの調理仕事を掛け持ち、時には
マーケットやパーティーへケータンリグ
に出かけたり。。

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こちらにきてマニュアルの運転を(いきなりの)路上教習で
友人から教えてもらい覚えつつ、人生2度目のマニュアル運転だけど、
時には1972年式のKOMBI号をヒヤヒヤながら運転したり。

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とある雑誌のクリスマスキャンペーンの
撮影クルー用に朝食をケータリング。
まさかのプロサーファー、ミックファニング登場。
サンタに扮したミックを隠し撮り(笑)

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怒涛のクリスマスが終わったと思っても束の間、
最後は日本から来た姉妹、なつこちゃんとしょうこちゃんの
サーフトリップツアーガイドもし、と休む暇なく働いていました。
ツアーの様子は、ブランコのブログにて。

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ここにきて、やっと休日。
こうして一年を振り返りながらブログを書き、
「何もしない」休日のゆっくりとしさ時間の贅沢さ
(とか言いながらブログを書くという行為をしている、笑)
味わい、この一年お世話になったたくさんの人たち、
近くで支えてくれた人たち、出会った人たち、
そして、遠く日本に離れていながらも
応援してくれている家族と仲間たちに感謝して。

みなさまも素敵な年越しをお過ごしください。