オーストラリア便りVOL7. Living the Dreams in Byron Bay:2月3日〜3月7日

2011 / 03 / 09

バイロンベイが居心地よく、
予想以上に長居してしまっています。
出たり入ったりしているものの、ヨガティーチャートレーニングが
おわったあと、約1ヶ月ステイしています。

あまり予定をたてず(私らしくない!笑)、ただただリラックスする
夢のような暮らしをしばし満喫しています。

えみちゃんとSimeon (シミオン)も2ヶ月のトリップ(日本→ジャワ島→タイ)
から帰国し、一緒にガーデンのお手入れをしたり、ご飯をつくったり、
旅行というより、すっかり暮らしている気分に。

ちなみに、Simeon はオーストラリアの環境ムーブメントではちょっとした有名人。

2007年、タスマニアの北海岸に位置する美しいタルマ渓谷にタスマニア最大企業
であるGunnsによるパルプ工場設立が提案されていた土地でした。

パルプ工場の建設によって約70億円の利益と、1600以上の雇用を創出すると
言われていましたが、実際には、年間5億トンの森が消費され、タルマ渓谷を汚染し、
肺病を引き起こすリスクがあったのです。さらに、30億トンのダイオキシンが海に
流れ出し、水産物を汚染し、海の生態系を破壊し、それは海岸を沿ってオーストラリア
のビクトリアまで影響を及ぼすことが懸念されていました。

そこで、Simeon はこの環境破壊問題に対するアウェネスを盛り上げ、
人々を巻き込むムーブメントとして、シドニーからホバートまでカヤックで旅を
するという冒険を企画した人物です。その当時の経緯やブログ、詳細は、コチラをどうぞ

環境アクティビストであると同時に、社会起業家でもあり、
Ethical Investment Association of Australia の副代表をつとめ、
国連環境プログラムの社会的責任投資(SRI)のAdvisory Boardに席をおいている
ほか、過去に2つの企業を創業、売却し、そのうち一つはオーストラリア最大級の
バイオディーゼル製造会社 Australian Biodiesel Consultancy(上場)の
ファウンダーでもあります。

趣味は、サーフィン、ロッククライミング、カヤッキングなど。
いまは、家作りに夢中。家のデザインからコンポストまで
なんでも自分でつくっちゃいます。

それにしても、みんなで家を作るって相当クリエイティブな
プロセスで楽しい。

タイルを敷き詰めたところにコンクリートを流し込んで
玉石やクリスタル、ビーズを埋め込みました。ちょっとした
遊びココロがかわいいでしょ。

お友達が描いてくれたというガラスモザイクが壁のいいアクセントに。

キッチンや窓枠などは中古品でそろえたそう。


家具もこれから

家が完成するの、楽しみ!

それにしても、バイロンは、海も自然もきれいだし、波もあるし、
ほどよくタウンに活気があって、人もユニークだし、アートもさかんだし。
住むには最高の場所です。チャンスあらば仕事を通してまた来たい街です。

ただ、昔のバイロンベイを知る人いわく、いまはすっかり観光地化され
かつて存在していた素敵な雰囲気のローカルストアやエココンシャスな
お店は、高騰する家賃が払えず、みな退去か移転してしまい、代わりに
チェーンストアなどが進出してきてしまったそうです。

ビーガン、ベジタリアンレストランが多いかと期待してきたけど、
街中には数件のみ。ココちゃんも大のお気に入り、カルダモンポッド
メインストリートから1本裏道に入った小さなお店ですが、
インド料理がベースでベジタリアンメニューも豊富で値段も手頃。

Belongil Beach Tree House Cafe はタウンから石釜ピザがおいしくて
タウンから少し離れているのでゆったり寛げます。

ちなみに、バイロンベイでは、ランチ(サンドイッチとコーヒーとか)
が10〜15ドル程度、ディナーだとメインが25ドル〜とか、旅人には
なかなかタフな街です。そして、値段の割に味はいまいち。

でも、探せば良心的なところも。Chameleon Cafe は
フラメンコショーなどを開催していて、中世のヨーロッパ的なインテリア
テイストで、照明なんかもシックで素敵。

ご飯もおいしい。


前菜の盛り合わせ

えみちゃん宅に有り難く居候している身としては
家の工事や掃除、お庭の手入れ、料理、などをお手伝いしています。

PDCのクラスメート Jimも週末手伝いにきてくれて、みんなで
庭仕事。ここの土は粘土質でとても硬く、開墾する作業に男手があると
非常に助かります。

みんなで雑草を抜いて、果樹を植えて、マルチして。

家の下は急斜面で雑草もものすごい勢いで生えてきます。
なるべく手間ひまかけず管理したいとのことでレモングラスなどを植えました。

ガーデンベッドをつくったり。

1トン$60の堆肥を業者に注文してトラックで搬入してもらい

水はけのために、じゃりなどを引いた上に土をもって

あとは種をまくだけ。ハーブを育てる予定だそう。

家作り、大工仕事、庭仕事は、とにかく時間と手間がかかります。
そこで、Simeonが地元のフリーペーパーに『大工仕事』の働き手募集の公告を
出したら(広告掲載料は、最低価格が2行のテキストのみだと15ドルと破格!)
オーストラリア滞在3週間目、車で寝泊まりしているイギリス人マットや
滞在1ヶ月半目、週100ドルのシェアハウスにステイしているイタリア人ジョン・ルカ
など、とにかく『仕事ならなんでもやります!!!』的な男の子が
手伝いにきてくれるようになりました。


コミュニティニュースやイベント情報など耳寄りなネタが満載のEcho(毎週一回発行)

私はランチを担当したり。
この日は、ポレンタ(北イタリアを代表する食べ物でトウモロコシの粉を
火にかけて練り上げたもの)のグラタンと、味噌と茄子の甘辛味噌煮、
グリーンサラダ(和洋折衷)


奥から時計回り、えみちゃん、Simeon, Matt, John Luca 

バイロンにはMatt やJohn Luca のように、世界中から多くの若者が集まって
きています。

『バイロンベイで暮らしてみたい!』
『自分がこの街で何ができるか試してみたい』
『ここで理想のライフスタイルを築きたい』
そんな夢を抱いた人であふれている街です。

そして、びっくりするぐらい、
多くの人がほんとうにド貧乏、一文無し、ゼロからのスタートでやってきます。
しばらくビーチでテント生活していたとか、車の中で寝泊まりしているとか、
週単位のシェアメイト募集広告がたくさん掲示されていたりとか、
ジプシー的な生活をしている人がたくさん。


友達に誘われていった卓球トーナメントの会場は、バイロンから車で10分の森の中の1軒のおうち。完全なるパーティー仕様の家で、計10人ぐらいのおどもたちがシェアしているそう。

そんな多様な生き方、ユニークな人間たちをまあよしとし、受け入れている
懐の深さ?と開放的な雰囲気がこの街にはあります。

ただ、もともと観光産業以外の職業があまりないため、仕事を見つけようと
おもっても競争率が高く、肉体労働か飲食店勤務がほとんどのようです。
夢を描いてやってきたけど、現実はそんなに甘くないというのが実態ですね。
おまけに、バイロンの中心街は家賃も高く(週200ドル以下であればかなり安い方)
仕事が見つからないと、理想だけではここで暮らすのは大変です。
だから、家を借りるより車を先に買う人が多い(自由に移動できるし、寝泊まりできる)
のはある意味賢いかも。


街のいたるところにある掲示板には、いろんなメッセージが

ドヒッピーもいれば、自分のクリエイティビティを糧に活動しているアーティスト、
ミュージシャン、クリエイターも多く、センスのいい人もたくさんいます。

週末となればどこかしらで開催されているガレージセールも
センスのよい中古品がズラリ!リユース、リメイクがさかんです。

日本からバケーションできているえみちゃんのお友達ゆうこちゃんも
フラメンコチックなスカートを5ドルでお買い上げ。私も、ショール、
トップス2着購入してしめて15ドル!

こちらは、えみちゃんのお友達が開いたサーフアートの個展。
ローカルアーティストの絵や写真、作品が展示、販売されていました。

バイロンの中心から車で5分のART INDUSTRY 地区は、倉庫を改造した
ブティック、ギャラリー、カフェ、古着屋、ギャラリー、小物屋など
ハイエンドなお店が集まっています。(値段も高めです)

夜ビーチにいけば、必ずドラムサークルやジャンベセッションがやっています。


夜7時でこの明るさ!

ご飯は健康のためと節約のために、もっぱら自炊。
バイロンにはチェーンスーパーWoolworths とオーガニックスーパー
(Santos と Fundamentals の2軒)がありますが、値段は少々はるので
オーガニック野菜はBROKEN HEAD 近くの直売所(住宅街の中にあるので
かなり穴場です)で買うか、

毎週木曜朝に開かれるバイロンファーマーズマーケットで
買いだめ。値段はかなり安くあがり、鮮度もよく味もおいしい。

バイロンには、ワーホリであったり移住組であったり
予想以上に日本人が多く住んでいます。

日本人コミュニティのパパ的存在 Harsha は実は Facebook
で以前からつながっていて、バイロンについた初日、ディナーに招待してくれた
のでした。


えみちゃんとハー謝

ゆきさんという女性がオーガナイズしているMAIN ARM というヒッピーコミュニティの
森の中のパーティー(Vitamin Q) にいけば、そのインスタレーションを担当しているのは、
日本人の男の子だったり。


夜中2時まで踊って夜遊び!

バイロンコミュニティマーケットで(毎週第1&第3日曜)
ジャパニーズビーガンスイーツのブースを出しているさやちゃん主催の
ひな祭りパーティーに遊びにいったり。

パーティーといえば、音楽はつきもの。
この日のジャムセッションはなかなかでした。

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かなりのんびりしてしまったので、、そろそろ次の目的地、
ゴールドコーストにむけて移動です。
サーフィンの大会、Quicksilver Pro 2011 @ Snapper Rocks
を観戦してきます!

でも、きっと近いうち、バイロンにはまた戻ってくるでしょう。
いまさら、「夢探し、自分探し」の年齢ではないけど、
バイロンベイはいろんな可能性を感じさせてくれて
インスピレーションがわき、自分のライフスタイルや価値観に
フィットする街でした。

日本とバイロンをつなげるようなプロジェクトアイディア
考えようっと。

えみちゃん、Simeon、大変お世話になりました。
ほんとうにありがとう!
また遊びにくるね。